2018/03/01
防災の取り組み
不審者対応防犯訓練(30.2.22)
~命を守るために~
可茂学園では施設での防犯意識の向上を目的に
不審者対応マニュアルを作成しました。
先日非常通報装置を設置し、その使い方、
非常時の警察との連携方法を確認する訓練を実施しました。
警察と日本防災通信協会の方にご協力いただきました。
訓練は凶器を持った不審者が施設内に侵入した想定で
館内放送、不審者への応対、警察への通報など
それぞれ担当に分かれ、不審者をサスマタで取り押さえる内容でした。
この訓練を実施し職員に装置の使用方法など周知できたこと、
使い慣れないサスマタでは複数の職員で対応する方が良いなど
実のある訓練でした。
今後も定期的に実施し安心で安全な可茂学園にしていきたいです。
当日の訓練の様子が新聞に紹介されました。
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不審者対応防犯訓練
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防災訓練(28.5.31)
可茂学園では毎月防災訓練を実施しています。
今回は南消防署のご協力の下避難訓練を行いました。
食堂から出火した想定で、皆さん一斉に外へ避難しました。
放水する実演も見せていただきました。
化学消防車は大きいですね^^
水も消火剤も完備されてるようです。
2人の消防士さんにご協力いただきました!
女性の消防士さんもかっこいいですね
新聞記事はこちら
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防災訓練28.5.31
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防災に関する園内研修(28.2.18)
一般社団法人BC経営推進機構 の足立育雄氏を講師にお招きして
福祉施設の防災について研修を行いました。
事業継続計画書(BCP)の内容を中心に災害時のための
施設での実践的な取り組みについてお話しいただきました。
災害時福祉施設において、利用者へのサービスを安定的に提供することが重要である。
普段から災害を見越した備えが求められるが、
地震、火災等突発的に発生するリスクもあれば、
水不足、電力不足などの段階的かつ長期的にわたり被害が、
継続するリスクもあり、事前の対応が困難となる。
また、大規模な自然災害が発生すると、
平常時からの福祉サービスの利用者だけでなく、
福祉的な支援を必要とする地域住民の安全や安心に大きな影響を与えることになる。
これらの災害時に社会福祉法人が地域社会の中で担う役割は大きく
福祉サービスの利用者だけでなく、福祉的な支援を必要とする
地域住民の安全確保や安心の拠り所となることが期待されている。
そのため、単なる防災計画ではなく、事業継続計画の策定と
その実施が福祉事業にとって重要なテーマだと感じた。
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事業継続計画書(BCP)について
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災害はいつ発生するか分かりません。
大規模な震災が発生した場合においても、利用者と職員の安全を確保し、
利用者の生活の維持に欠かせない業務を継続できるよう、
可茂学園では震災時における事業継続計画(BCP)を 策定しています。
この計画は災害発生時に発生する応急業務に加え、
通常業務のうち非常時における優先業務を適切に実施する体制を確保するために、
必要な人員、資機材等や対策を事前に定めて、
災害発生後の業務継続に万全を期すことにより
災害時でも福祉施設としての役割を果たすことを目的とします。
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事業継続計画書(BCP)縮小版
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===可茂学園では以下の防災設備が整っています===
自動火災報知設備
感知器が熱や煙を感知し、受信機に火災信号などを送り知らせます。
受信機は警報を発し、火災地区を表示し地区ベルなどを鳴動させ、
建物内にいる人に火災の発生を知らせる設備です。
受信機・発信機・中継器・表示灯・地区音響装置・感知器から構成されます。
実際に火災が起こった場合、まず周囲の人間に正確な状況を知らせる事が必要不可欠です。
その重要な役割を担うのが非常放送設備です。
迅速な呼びかけが、早期の避難を可能とし、火災から守ります。
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火災通報装置
火災発生時に、火災通報ボタンを押すと、
119番(消防機関)へ自動的に”火災発生”を知らせるシステムです。
火災通報ボタンを押すだけで自動的に119番にダイヤルし、
火災の発生、施設名、所在地、名称などを連絡します。
119番(消防機関)が着信すると火災通報専用電話機により
消防機関と火災の規模、負傷者の有無などの話もできます。
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消火器
粉末(ABC)消火器は、A(普通)B(油)C(電気)火災など
あらゆる原因の出火に優れた消火能力を発揮する
現在最も普及している消火器です。
使用方法は、とても簡単です。
①ロックを解除し
②ピンを抜く
③ホースを出火元に向け
④レバーを握り噴射させる
リサイクル消火薬剤を使用しています。
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AED(自動体外式除細動器)
心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、
電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。
AEDは、操作方法を音声でガイドしてくれるため、簡単に使用することができます。
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スプリンクラー設備
施設内の天井に配置されたスプリンクラーヘッドが
火災の熱で溶けることにより、タンクから放水される仕組みです。
火災感知から放水までを自動的に行う消火設備です。